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IgEとは、アレルギー反応を起こす抗体で血液中にはごく微量しか存在しませんが、アレルギー体質の人は健常人に比べて何十倍、何百倍にもなることがあります。 IgEの総量を調べることにより、アレルギー体質が強いか、弱いかが判断できます。


だいたい10歳くらいまでに上昇傾向を示して、その後は徐々に落ち着いてくるのが一般的です。
そして10歳までの総IgE値の正常は、その人の年齢の10倍以下と考えてください。
総IgE値=年齢×10(単位)以下が正常
例えば...
9ヶ月の場合は;9/12×10=7.5単位、3歳の場合は;3×10=30単位となります。  
         
         
アレルギーを起こす原因物資を「アレルゲン」といいます。 そのアレルゲンを特定する血液検査の一つに、RAST(ラスト)検査があります。
総IgE値は、異物全体に対する過敏性の集大成を示していましたが、
RAST検査は、ある特定の異物(卵・ダニ・花粉など)に対する過敏性をみるものです。
         
一般的に、その異物に対する過敏性の程度によって(0)から(6+)までの7段階に分けられ、(2+)以上であれば過敏性をもっていると考えられます。

実際の数値
0 0.01〜0.34 陰性
1 0.35〜0.69 疑陽性
2 0.7〜3.49 陽性
3 3.5〜17.49 強陽性
4 17.5〜49.9 強陽性
5 50.0〜99.9 強陽性
6 100.0以上 強陽性

RAST検査が陽性となる異物は、乳児期は食物性抗原(卵白など:症状として下痢・湿疹)がほとんどで、年齢が上がってくるにつれて吸入性抗原(ダニ・ハウスダストなど:症状として喘鳴(ゼーゼー))変化して行きます。


ただしアトピー性皮膚炎は、IgEが関与する1型アレルギーと関与しない4型アレルギーが入り混じっていると考えられており、RAST検査が陰性の場合も稀にあるので、血液検査はあくまでも参考値として治療に望まなければなりません。